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第5話 風変わり恋愛3
事件が起こったのは、その日の夜のことだった。
「っ、ゆきは……んん、ッ……も、それ……ダメ、だってっ……ひ、あぁっ!!」
秋晴の口からあられもない嬌声が上がる。ベッドの上に腰掛けたような状態の秋晴の脚の間には幸治の頭があった。
カフェでの一件の後、二人は至って普通に。いつもと変わらぬ様子で講義を受け、そのまま共に暮らしているアパートに戻ってきたのだが、そこからがいつもと違っていた。何故か、無言のままの幸治に秋晴は抱え上げられ、ベッドまで運ばれてしまい。秋晴が口を挟む間もなく、気がつけば下半身を幸治の手によって剥かれていた。
そうして、唐突に「秋晴の、しゃぶらせてくれ」との幸治の一言を切っ掛けに、強引に口淫が始まってしまったのだ。
秋晴自身恥ずかしくなるほど直ぐに幸治の咥内で硬く育ってしまった性器の先端を、幸治の舌がざりざりと這い回る。秋晴の性器の先から溢れ出た蜜をじゅるじゅると幸治に啜られて、秋晴は頭が沸騰してしまいそうだ。
勿論、初めのうちは抵抗を見せていた秋晴だが、フェラチオなど、幸治にする方が圧倒的に多く。それ故に、いざされる側となると弱い。
はち切れんばかりに育った性器の根元では射精欲求が渦巻き、秋晴の身体をぶるぶると震わせた。
「ひ、う……っ、も、でそ……っああ」
込み上げて来る快楽の奔流に、秋晴は快感に潤んだ瞳で幸治に訴えかける。が、幸治の手はそれを許さないとばかりに秋晴の性器の根元を戒めたままだ。
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