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第4話 百樹「そこまで言うならやってみてよ」

「さあ来いよ、怜斗。俺はお前が入れるの待ってるんだから」 「ちょっと、ちょっと待っててね百樹……」  怜斗は自分のイチモツにローションを塗りたくって、俺に入れる下準備をしている。  もっとどこかで準備する余裕あったんじゃないのかとも思うが、俺は自称・心が広いのでそれくらいの不手際は大目に見る。 「まだー? 俺も自分で濡らし直さないと乾いてきちゃうよ」 「百樹の中も俺がしたいから、もう少し待って!」 「あーー、まあいいけどさぁ。何をそんなに手間取ってんの?」  先ほどから怜斗は百樹に背を向けた状態で何やらゴソゴソと動いている。怜斗が集中しているのをいいことに、俺はこっそり背後に回った。 「おいおいゴム着けるのにそんなに時間かかるかフツー?」 「違うんだ百樹! ゴムの袋のギザギザした所がうまくギザギザに切れてくれなくて開けられないんだ!」 「そんなことで俺を待たせるなよ! 貸してみ!」  俺は手間取っている怜斗の手からコンドームを奪い取ると、一度ベッドから抜け出しハサミで開封した。 「はいよ」 「……なんだかあっけない」 「盛り上がりって意味でか? それならお前に待たされてた俺はどーよ。軽く賢者タイム突入しそうなんだけど」 「ええ、それは困る。俺も気持ち良くなりたい」 「そうだろそうだろ。とっととゴム着けて俺の中に来いよ」 「うん……もう少し、もう少しだから」  なんだこの湧き上がる母性。  三歳児が靴下を自分で履けてえらいねえと褒められるレベルとわけが違うぞ。  ただスタンバイさえ整えば、やはり怜斗はとんでもなく性能のいいセックスマシーンと化す。 「ああっ、あ……っひ、もう頭……おかしくなっちゃう……っ」  俺は正常位で貫かれながら、ただただ喘いでいた。 「百樹? どこ苛めてほしいの? お尻だけじゃ物足りないでしょ?」 「あ……俺の、俺の、チンコも……あと」 「欲張りな子だなあ……それで?」 「ああ、っんん……動か、動かないでぇ……っ」 「動かないと百樹も気持ち良くなれないぞ?」 「い、いじわる……っ」  俺、どろっどろ。  脳内も身体もどろっどろ。  全身気持ち良すぎて、何も考えられない。 「ここも舐めていいかな?」 「ひゃあっ!」 「可愛い乳首。ツンツンだね。真っ赤っかだ」 「ああ、いやっ、噛まないでよ……っあん」 「百樹の可愛い所、全部まとめて愛してあげたい。可愛い乳首も、可愛いおちんちんも、可愛いお尻も……駄目かな?」  こ、ここまで、させておいて、お前ってやつは……。 「……そっ、そこ」 「なあに? 何て言ったの、モモちゃん?」 「そこまで言うならやってみせてよ」 「喜んで。俺も嬉しいけど俺の息子もビンビンだよ!」 「……バカ、早くどろどろにしてよ」 「百樹、愛している……俺と付き合ってくれてありがとう……」 「おれも、おれも愛してる……怜斗」

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