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カラカラ……
夕方、窓からレインが入ってきた。
「お前、他の男と━━」
声をかけると、レインは青白い顔をしていた。…………なんだ。誰も引っ掛けられなかったのか?
フラッ……ガタガタ……
「おい!?」
レインが倒れてしまった。よく見たら、顔色が悪過ぎる……
「他の男で済ませれば良かっただろ」
「だって……泉が良いんだもん……」
目に涙をためて、レインが言う。
「泣くなよ」
「ひっく……ぐす。泣いてない……」
泣いてる所を見られたくないのか、背中を向けて泣いてるくせに気丈に話すレイン。
うっかり、キュンとしてしまい、抱き寄せた。
「本当に時間がないんだ。 一回だけだぞ」
「うん……」
魔力が足りないのか、今日はしっぽが出てる。なんとなく、しっぽを掴んだ。
「し……!しっぽは駄目!」
「なんで」
「敏感だから触らないで……ァ、やん!」
ムラッとして、しっぽをギュッと掴み、欲望を押し付ける。
「ぃ、やっっ!乱暴にしないで」
「何言ってんだ。腰振って喜んでるくせに」
「……いじ、意地悪。あ、アァ!」
話してる最中に指を突っ込んでやった。
「中、ビチョビチョなんだけど。 嘘はやめろよ?」
「そん……」、言いかけたレインのしっぽを掴んだまま、後ろから強引に挿れた。
「や! やだ! こんな…… 獣みたいなエッチ……あぁアッ!」
「あ?なんだって? ちゃんと喋れよ。オラッ」
「あぅ! そんなにされたら……すぐに……!」
奥まで挿れると、レインは悲鳴みたいな声を上げた。
「泉の、中にちょうだい……」
甘えるみたいに言われて、体が熱くなる。
「勝手にイッたら、中出ししない」
誤魔化すみたいに冷たく言って、腰を動かす。
「なら、動かないで! あ! アッ! 待っ…… イッちゃう!」
「くくっ。堪え性ねぇな」
レインが他の男と寝ていないと聞いて、ホッとしている自分がいた。…………生まれてしまった説明できない情。
━━━━認めるよ。お前が可愛いって。
「激しくするからフラフラする…… 放置プレイからの強引なエッチ。 今日のお前、格好良かった……」
ポッとレインが赤くなる。黙れ。ドMめ。
結局、3回もしてしまい、睡眠時間を削ってレポートをやることとなる。
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