85 / 109
第85話 凌辱 *レイプ描写有り
「じゃあまずオレからね」
オモテリが軽い口調で言い、自らもジーンズと下着を下ろすと、黒崎の細い腰を抱え上げ、双丘を広げると、猛り勃った自身を、黒崎の奥深い場所へ乱暴に挿入した。
「――――!」
いきなりの挿入に、黒崎の体に引き裂かれるような激痛が走る。
ガムテープで塞がれた口からかすかな呻き声が漏れ、大きな瞳からは涙がとめどもなく零れ落ちた。
首を横に振って必死に逃れようとするが、オモテリの手はしっかりと黒崎の腰をつかみ、タダマに顔を押さえつけられる。
オモテリは最初から容赦なく激しく動いた。
「うっ……、すげー、せま……。女よりもよっぽどイイ……。最高……」
快感に掠れる声を出すケダモノ。
黒崎は激しい苦痛と嫌悪感に吐き気をもよおした。
ずり上がって逃げようとしても体はビクとも動かない。
……誰か、助けて……。沢井先生……。
絶望の中、黒崎は懸命に沢井の名前を呼んでいた。
「おい、オモテリ、まだかよっ。早くイケよ。オレらだって、やりてーんだからよ!」
タダマとウラワが、オモテリを急かす。
「待てよ……、もう、ちょっと……、うっ……」
オモテリは低く唸ると、黒崎の奥深くで勢いよく放った。
黒崎は耐えきれないくらいの嫌悪感を覚えたが、オモテリの凶器のようなソレが出ていってくれたので、一瞬、激痛に強張っていた体から少し力が抜ける。
だが、それこそ一息さえおかず、今度は別のケダモノの凶器が強引に挿入されて、再び地獄のような時間が始まった。
ともだちにシェアしよう!