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カフェオレ④

中休みの時間に入ったけど 夜の仕込みも 始めないといけないし。 「ほら。肉団子持って帰れ。な。」 そう言って 崇の好きな肉団子をパックに 詰めて渡した。 うん。。と崇は立ち上がり 裏口へと向かうと 「あのさ。春くんってどこから来たの? なんで 佑の店で働く事になったのか。。」 「それも聞いてくるように言われたのか。」 いよいよ頭に血がのぼる。 なんでそんな事に口を突っ込まれなきゃならない。 アイツが俺の身の回りを心配した事なんて 今まで一度も無いくせに。 この間 ああ言って 俺が言う事を 聞かなかったからか。 今までも。 何度もだ。 コイツがアイツの代わりに俺に話をする。 まともに相対して話もしない関係。 体だけ。 なら なんで踏み込まれなきゃならない。 ふざけんな。 「尚之には関係ないって言えよ。 っつーか なんでお前がそれを俺に聞くんだ。 文句あるなら直接言ってこいって言え!」 怒鳴り声を上げると 崇はびくっと身を縮めた。 「佑。。あのさ。。そうじゃなくて。。」 「うるせえ!」 裏口から 春がひょこっと顔を出し 戸惑ったように 俺と崇の顔を見比べている。 「佑さん。どうかしましたか。大丈夫?」 これ幸いと 崇は急いで裏口を出て 「牛乳。いつものだから。佑。じゃあね。」 逃げるように出て行った。

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