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第4話 R18

「んっ。んんっ。んぁっ。」  口内に互いの舌を滑らせ、糸を紡ぐ。  くちゅ。くちゅ。部屋の中で官能的な水音が響き、モノの興奮を誘発させる。兄さんのそれも、芯をもち勃ちあがろうとしていた。 「んんっ。しゅ、まっ。んぁ。すきぃ。」  快楽に溺れる中での兄さんの愛情表現が可愛すぎて、僕のモノが完全に勃つ。 「ひぁっ。」  自分の手を兄さんの後ろの双丘へとのばす。 「兄さん、やっぱり怖い?」  ビクリと肩を震わせた兄さんに尋ねる。 「そっ、そんなことない!はやく、きて、秀磨。」  兄さんは首をぶんぶん横に震わせてそれを否定する。その必死な姿がまた一段と可愛い。 「そっか、よかった。」  確認が終わったところで、指を入れていく。昨日あの男に弄ばれたあろうそこは、やはり柔らかく容易に開いた。しかも、中があの男の精子でドロドロになっている。・・・むかつく。 「んんっ。」  中で指を動かし、精液をかきだしていく。 「んっ。ふぅんっ。」  前立腺にあたったのか、兄さんの唇からは甘い声が漏れている。 「んんっ。んっ。ふぁっ。」 「好きだよ、兄さん。」  耳元で愛を囁いて、とろんととろけた瞳をみつめる。  「あぅっ。」  双丘の中から指を抜く。入り口はひくひくと震えていて、モノを受け入れたがっている。 「じゃあ、入れるよ。」 「んっ。」  声をかけると、兄さんが後ろを向いて腰をあげる。 「きて、しゅーま。」 「~~~兄さん、それ反則だから。」  ズッ。 「んぁあ。」  可愛すぎる兄さんの誘惑に理性がいくつかふっとび、手加減を忘れて奥まで突く。 「んっ。んぁあっ。あっ。ひぁっ。ああっ。やあっ。」  深く、深く。何度も何度も奥を突く。 「好きっ。好きだよ兄さん。愛してる。」  そして何度も愛を告げる。 「ああっ。おれっ、もっ、すっ、きぃっ。あぁっ。」  激しい快楽に果てながら、兄さんもそれに応えてくれる。中がヒクヒクと震えていて、快楽の跡が残る。 「でもまだ僕はイってないんだよね。兄さん、向き変えるよ。」  ズポッ。 「ふぇ?」  一度モノを抜き、兄さんを前に向かせて再び突く。 「ああっ。」 「好きだよ、兄さん。」  ちゅく。ちゅく。舌を絡めて再び糸を紡ぐ。それは、甘い、あまい、蜜の味。 「んんっ。んっ。んぁ。」  好き。好きだよ、兄さん。大好き。愛してる。 「はっ。」  唇を離す。 「誰にも渡さない。あの男にも、他の奴らにも、絶対に。兄さんは、僕のものだ。」  感情にまかせて思うがままに腰をふるう。 「あっ。うんっ。うんっ。渡さないでっ、離さないで、しゅーまっ。俺は、しゅーまのものあっで、しゅーまは、俺のものだよ。あっ。ああっ。」  喘ぎながら、嬌声を漏らしながら兄さんが僕の声に応えてくれる。ああ、ほんと、大好き。 「兄さん、世界でただ一人、愛してる。」  兄さんのとろんととろけた瞳を見つめて、愛を告げる。 「俺も、秀磨を愛してる。秀磨さえいてくれれば、他のことはどうだっていい。秀磨、世界でただ一人、好きだよ。愛してる。」  ああ、なんて幸せな言葉なんだろう。なんて嬉しい言葉なんだろう。  兄さん。僕もだよ。兄さんさえ僕の隣にいれば、傍にいれば、存在していれば、他はどうなったっていい。兄さんのためなら、世界だって滅ぼしてみせる。 「あっ。もっだめっ。イクっ。イッちゃう。」 「いいよイッて。僕もそろそろイきそうだから。一緒にイこう?」  そう言って、腰の煽動を強くする。 「あっ。ああっ。あっ。イクっ。ぁあああああ。」「んっ。」     「愛してる。世界でただ一人、あなたのことを。」  

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