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第6章 祝福されて 【3】新婚初夜2
なんてこった…掴まれただけでイッてしまった。余韻で動けないボクをギュッと抱きしめ落ち着くまで待ってくれるオーディン。
あっという間に自分だけイッてしまったことが恥ずかしくて顔を上げれないボクに「可愛い…オレの奥さん」と言いながら頭頂部にキスをくれた。
前はイッたけどまだ後ろの疼きは収まらない。オーディンはと見ると下の猛りからはダラダラと先走りが垂れ苦しそうに天を向いていた。
オーディンは体を下にずらすと、イッたばかりで敏感になっているボクのものを出した白濁ごと口の中に入れてしまう。
「やぁ…!だめ、きたなっ…いんっ、よぉ…」
チュパチュパと音を鳴らしながらソコを舐めあげるオーディンの顔は凄絶なまでに色気があってボクの心臓はまた「はぅうっ!」と締め付けられる。
いつまでも解放されないソコは再び芯を持ち始めさらなる快感を貪ろうとする。
(コラッ!よくばりさんめ、少しは落ち着きなさい!)我が息子に叱咤するが、オーディンの攻めがすごすぎるせいだと先走りの涙をこぼす。
双子の袋から竿の先端へと舐め上げたかと思うと、会陰から肛門へとソロソロと降りていく舌技に声を押さえることが出来ない。
「…ゅふぅ、んんっ、んんーんっ!あぁ、っや…ぁああ、あんっ」
オーディンの舌がありえない場所に挿入される。くぷっ、ぬちゅん。
ボクの両足をでんぐり返しのようにして顔の横に持ってきて、左手でボクのペニスをしごきながら右手で太ももをガッチリと抑え込み後孔に舌を差し込むのが全部見えていて、恥ずかしいのに気持ちよすぎてボクはオーディンの手の中に2度めの精を放ってしまった。
その精を後孔に塗り込めるオーディンの顔は、ぬらぬらとボクのいろんな液に濡れ卑猥で美しかった。
指が敏感な部分を掠める度に嬌声が漏れる。
「ひんっ、やぁ―――っ、あん、あん、あっ、んんっ」
2本に増やされた指が挟み込むようにソコを上下し我が物顔に内部を蹂躙する。たまらない刺激に腰を振るボクのせいでまたもや立ちあがった息子が左右にピタピタと揺れる。
執拗なまでに丁寧に卑猥に蠢く指がボクのいいところを攻めてゆく。出し入れされる指とともにオーディンの舌が入り口をつついて刺激するのが見え、羞恥心で身悶える。
「っやぁ―――やめて、なめ…っないでん、んんっ、っはぁ…や」
「イヤじゃないだろう?こうされるのが好きだろシルヴィは」
ばれている。指で舌で翻弄されるとわけがわからなくなるほど気持ちよすぎて何度も絶頂してしまうんだ。
グッタリとしたボクの体をうつ伏せにし、お尻を高くあげさせ獣のようなポーズにさせると後ろから大きな体が覆いかぶさってくる。体を支えることができないボクは顔と肩をシーツにつき、はぁはぁと息を乱す。
はちきれそうなペニスを後孔にこすりつけるようにしながら抱きつくオーディンがボクの髪をかき分けうなじをあらわにするとゆるく噛みつき吸い上げる。
「…れてもいいか…?」
返事もできないボクはカクカクと首を上下に振る。
ぬっ…と侵入しそうになったペニスの圧迫感に後孔が収縮する。何度も受け入れたはずなのに毎回最初の侵入を強く拒む。ぬぽぬぽと先っぽだけの出入りを繰り返すと快感が背筋を這い上がり、内部に導こうと肉筒が蠢く。
「あぁ…んっ、ふぁ…んん!っ…ぉ、でぃ」
ググググっ…狭い腸道をたくましい牡が進む。
「シル…シルヴァリオン、オレの愛しい人…愛してる。何度言っても足りない、愛してる!オレだけの…未来永劫離れない、私だけの…愛する妃だっ!んふうっ…くぅ…」
凄まじい衝撃とともに全身を駆け巡る快感に、ボクは射精もせずイッてしまった。
さんざん焦らされたそこは自分の意志とは別の生物かのように、ようやくもらえた快感を逃すまいと蠢動し締め付ける。
根本まで押し込められたソレが抜かれそうになると追いかけ逃すまいと締め付け快感を貪る。
「…ん!そ…んっなに、締めるな、シル」
「んあっ、あんっ…だ…ってぇ、やぁ、かってんにぃ…きゃんっ」
抜ける寸前でズンッ!と最奥まで穿たれ声にならない叫びを上げる。
「―――――――――っ!」
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