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第9話

部屋に入るやにわに大和が再び喚くのを手に平で抑えつけ、下着の中から飛び出そうなそれを大和の竿に擦りつける。 「ああ、危ない危ない。貴方の我慢している顔を見ていたら、私もイってしまいそうでしたよ」 あまりイき過ぎると貴方を楽しませられなくなってしまうと笑うと、佐賀島は大和の背を壁に当て、大和の両足を持ち上げた。 「なっ、何、佐賀島っ、ま、まだ中に入って……っ」 壁にだけ身を預ける不安定な状態に、大和は戸惑いを隠せない。 しかし佐賀島は口端を笑ませたまま己自身を大和の股座をかいくぐらせて、矢先にズンと下から穿つ。 「っ?!」 ビクッと大きく大和の身体が跳ね上げた。 「さあ、大和さん、好きなだけイってください」 「なっ、何っ?!入れんじゃねーの?」 ジュルッと大和の後孔を滑り、佐賀島のそれは大和の尻の方へと流れる。 グリグリと尖端で窄まりを刺激され、そのまま入れられるのかと思った瞬間、またズルッと滑り、大和の後方へ動く。 「佐賀っ、島?」 幾度となくその行為を繰り返させられ、両足を広げられ、秘部を晒したままの大和は焦れったさに身を捩らせた。 「なんっ、だよ、好きなだけって言って、こんなの、全然…っ」 イけないじゃないかと野次る大和に佐賀島は「そうですか?」と不思議そうな顔をして、大和の後孔を指の腹で押し上げた。 「こっちにはたっぷり入っているからもう私の物は必要ないかと思ったんですけどね?」 「んっ、んぅうっ」 ぐりゅぐりゅと指で押し込まれ、大和が苦悩に眉根を寄せる。 いや、苦悩ではなく懊悩か。 果たして幾つ埋め込まれたのか知れないが、佐賀島の指がなぞり上げる度に内壁が蠕動するのか、大和の敏感な部分を刺激する。 「はっ、んぁっ」 得体の知れないモノに刺激され、佐賀島のモノとは違う別の感覚に、大和は戸惑いを隠せない。 だがしかしそれはピンポイントに佐賀島に散々覚えさせられた、大和のメスとしての新しい感覚を呼び覚ます箇所を押し上げ、ゴリと擦る度に大和の身体は無意識に飛び上がる。 「んも、もあっ」 そこを覚えたての大和は弱い。しかも今日は佐賀島に執拗に弄られて、小突かれて中イキを繰り返したばかりか、そこで頂点を何度も迎えさせられてしまって、正直そこに少し触れられただけで直ぐさま達してしまいそうになっている。 「はっ、ぁああんんっっ」 ビクンビクンと大和が爆ぜた。 浴衣の前をはだけさせている大和の尖端から、ドロッと体液が溢れ出る。 「ね、大和さん。俺の言った通り、もう必要ないでしょ?アンタの中はこれで十分感じてるじゃないですか」 「いぅぁっ!」 ピンと指で尖端を弾かれ、大和は身を強ばらせた。 だがそこは痛みの刺激さえ快楽に変え、今だ果てさせて貰えない欲求を佐賀島に伝える。 「や、あ……佐賀、島、も、せ、せめて、せめて、前、だけで、もぉ…」 ズルズルと会陰から後孔に擦過される疑似行為に快感の頂点は果てしなく続き、ヒノキのボールを飲み込んだ赤く染まる輪は、そのまま佐賀島の指でさえ奥へ引き込みそうなほど収縮する。 「ひっ、ひぅっ」 それでも射精させられない大和の両目から、ボロボロと涙が零れ落ちた。 「なん、で、も、イかせろ…っ、よ、お…っ」 頂点へ上り詰めても終わりが来ない。佐賀島に指を蠢かされて、中のボールがグリグリと前立腺を刺激し続けていて大和の絶頂は収まらない。 「んぅっんぅっ」 何とかこの快楽の終点が見えないものかと身動いでも、大和の行為は益々己を窮地に追い込む。 泥沼の快楽へと自ら足を滑らせて、大和は悶絶した。 「ひぐっ、ひっぃっ」 最早佐賀島の名すら呼べず、行き場を失い涙を零す大和を睨めつけるようにじっとりと見つめ、佐賀島はようやく大和の身体を抱き寄せて、奥の部屋の、既に布団が敷かれている間へ大和を横たえた。 「んぐっ、な…に」 腰の下に枕を敷かれ、大和が見下ろす先に、佐賀島の顔が見える。 佐賀島は口端を吊り上げると、まだヒクついたままの大和の両足を抱え上げ、両膝を折らせた。 「いい格好ですね大和さん」 視界の中心には己が号泣する雫が、幹の張った蔦を幾度となく垂れ落としているのを見せつけられる。 大和が羞恥に顔を背ける前に、その合間から覗く佐賀島の口がっぱっくりと開いた。 「さあ、そのまま、ここから出しましょうか」 「へぁ?」 「これ」 言いつつ佐賀島は大和の目の前に指で掴んだヒノキのボールを差し出した。 「ポンポン生んで下さいよ。亀の産卵みたいに」

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