「や…あっ…」 恥ずかしさから腕で顔を隠す。 遠藤は胸の先端を丹念に唾液で濡らしている。 「めちゃくちゃ感じてます？」 何て事を言うんだ…！恥ずかしい…。 女性のような膨らみの欠片もない胸を…何が楽しくて熱心に舐めているのか？ 乳輪ごと胸をねぶり、吸われる。 「腰が動いて…気持ちいいんですね…」 「や…喋るな…」 息が掛かって…体が跳ねる。 すでにネクタイは緩められ、シャツのボタンは外されていた。 遠藤の手が下へと伸び、ベルトを外しズボンが脱がされる。 ボクサーパンツの中心は膨らんで色が変わり始め、遠藤はそこをゆるゆると布の上から擦って俺の瞳を覗く。 「興奮…してますよね、浅井さんも…」 言い様のない羞恥に襲われて目を背けた。 遠藤の指が下着を引っ張り、俺のモノがふるっと飛び出る。 「あぁっ…」 顔が真っ赤になっているのが自覚出来る位に熱い。 先端から滲み出る液体を塗り付けるようにしながら擦られると気持ちが良くて遠藤にしがみついていた。 「あ…ダメ、そこ…ん！」 「あ…さい…さん、俺のズボン脱がせて…」 耳元で囁かれ、背中が弓形になる。 フーッと荒い息を殺しながら、遠藤が俺で興奮しているのを感じた。 恐る恐るベルトを掴み、外す。 ズボンの前立てを開けてずり下ろすと後は遠藤が自分で脱いだ。 「一緒に…握って…」 体格がさほど変わらないのに、俺のより一回り大きいモノを下着から取り出して遠藤が言った。 躊躇いながら手を伸ばし、触れる。 熱く脈打つそれをつつっと撫でると遠藤から甘い声が漏れた。 「んっ…ん、きもちぃ…」 もっと…さわって…と囁く言葉に操られ、遠藤のモノを自分がする時のように愛撫した。 「一緒に…」 自分のモノも纏められ、遠藤の手が俺の手と一緒に二本まとめて扱き出した。