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第39話【R18】

「修士…気持ちい…」 抽送の速さが上がり、苦しさが増す。 俺は夢中で手を動かし気を逸らそうとしたが梶さんの限界は近そうで、初めての状況に俺は少し混乱した。 「ぁっ…」 強い力で肩を掴まれ、梶さんの体が硬直した。 ビクッと震えると同時に俺の中に熱いモノが放たれ、梶さんの全身が背中にのしかかる。 「梶さん、重い…」 男一人分の重量が辛い。 「…余韻を堪能中…」 昂ったままイケてない俺は生殺しのまま潰され、とにかく籠った熱を解放したかった。 「も、一回退いて下さいよ」 「…やだ。俺の」 訳の分からない事を言い出した梶さんを無視して、どうにか体の下から這い出た。 「あ〜まだいいだろ?」 「嫌ですよ。風呂入って来ます」 「俺も入「ダメです」る」 問答無用で梶さんから離れ、俺はさっさと浴室へ向かった。 石鹸の泡をシャワーで流して、今頃体が震え始めた。 俺、何してんだろ? 流されすぎじゃん。 梶さんは酔った勢いだろうけれど…俺は素面だったのに…キスされて、訳がわからなくなって…さ…最後まで…。 でも、あの感じ…多分…初めてじゃない。 俺は誰ともセックスなんてしたことない。 なのにもっと気持ちよくなれるのを知っている。 恐る恐る後孔に指を忍ばせる。 思ったよりも簡単に開く窄まりに指を入れて拡げればどろりとしたモノが垂れた。

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