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第50話【R18】
突き上げられて、内蔵がせりあがる。
だが哲のモノで擦られると挿れられても抜かれる時までも快感を呼んでしまう。
「ン…ン…」
哲の動きに合わせて俺の口から嬌声が漏れる。
抵抗する気もどこかへ行ってしまい俺はされるがまま哲に抱かれている。
だが突然哲の動きが止まった。
俺の中の哲はまだその大きさも硬さも失われていない。
奥に入ったままで…焦らされているようだ。
我慢比べのようにお互いじっとしていたが、俺が先に折れた。
堪らず自ら体を揺する。
口から嬌声を零しながら…。
でも、さっきまでの気持ちよさには全然足りず、僅かばかり体を振って哲に催促した。
「ンッ、ンン」
すると哲の両手が俺の頭にまわされて、口枷が外された。
「…ゴホッ…哲…動けよ…」
涎で顔をベトベトさせながらそう言うと哲の顔がみるみる紅潮し、俺の体が折れるんじゃないかと思う位強く抱き締めた。
「しゅうちゃん…本当にゴメン…」
「いいよ。だから泣くなよ…泣きたいのは俺の方」
「これ、外す。痛かったよね」
哲が俺の中から出ていき、手足の拘束を解いた。
「ふう…」
痛え…体がバキバキに固まってる。
「今度は…優しくするから…」
妖しく微笑み上唇を舐める哲を見て、俺は早まった事を言ってしまった自分の身を案じた。
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