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第110話【R18】

「あ…」 光希生の熱い舌が俺の耳を甘く犯す。 舌を差し入れ、グチュグチュと響く音は脳を揺さぶり、同時に左手の指先を俺の口の中に入れて舌や上顎を撫でられた。 「ンぁ…ン…」 口の中を光希生の指が擦っているだけなのに気持ちがいい。 こんな所まで快感を拾えるようになるのだろうか? 飲み込みきれない涎が光希生の指を伝って流れ落ちた。 「感じてるの?可愛い…」 「や…ぁあ…」 胸の先端を吸われて背中が撓(しな)る。 「いい子だから…ね」 両手を頭上で一纏めにされてからシーツに縫い止められ、身動きを制限された俺は腰の辺りがゾクゾクと震えた。 見下ろす光希生に、これからされる事への期待をしてしまう。 どうしよう、興奮する。 見なくても自分自身が張り詰め、硬度が増していくのがわかってもういっそ…いっその事早く光希生が欲しかった。 俺の胸の内を知ってか知らずか、ジュッと乳輪ごと胸を吸われ舌先で舐めてくる…。 胎が熱くなり早くそこを光希生の熱を持ったアレで埋めて欲しい。 「おねだり?修、腰が揺れてる」 お預け感で半ば涙目になり光希生のアレを足の指でぐっと押し込んだ。 「早く…ミキ…」 喉が大きく上下し、ミキの熱い身体がゆっくりと俺に覆いかぶさった。

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