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第111話【R18】
「あ…ぁッ…やだ…それ」
挿れると思ったのに!
ミキは膝をベッドと俺の背中の隙間に差し込んで俺を腰高にさせた。
これだと俺の後孔がミキの目に晒されてしまう。
羞恥で顔が熱くなり激しい鼓動で息苦しいが、ミキに見られているという事実は俺を酷く興奮させた。
「見ないで…」
「ヤダよ…見せて…」
息が掛かる位の至近距離で見られて…張り詰めた俺の先走りが胸に落ちる。
「あっ…!」
皺を伸ばすようにくるくると縁取られて声が出た。
慌てて手で口を塞ぐ。
「ふっ…ン〜…」
塞いでも声が漏れ、耐えきれずに指を噛んだ。
あらかた周囲を撫で回したのか、ツプリと指先が入ってくると奥がソワソワしだした。
「ン…ふッ…ンン…」
もっと奥…早く…
にゅくにゅくと出し入れされるが指を増やしてくれないミキに焦らされて辛い。
「指…増やして…もっと奥…」
「気持ちいいの?」
「あっ…ぅン…」
ミキが入口を広げて内側をなぞるように指を動かし始め、俺の身体がビクッと揺れた。
「ココ?いいんだ」
じゅぶじゅぶと遠慮なく胎を擦りながらミキが俺を雄の顔で見下ろし、その表情が堪らない。
「…ン…いい…あッ…」
無意識で俺は自分のモノを擦り、ミキの顔を見ながらイッてしまった。
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