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第112話【R18】
「ココ…こんなに柔らかい」
グポグポといやらしい音を出してミキが指を出し入れしていた。
「早く…挿れてくれよ…」
俺は我慢が出来ない位に焦らされて…泣きそうだった。
いや、もう目の端からは涙が零れていた。
そんな俺の顔を見て、ミキは嬉しそうに喉を鳴らしながら腰を引き寄せる。
「修…ン…ぁ…」
正面から腰をガッチリと固定され、ミキのモノが俺の中に挿入される。
ゆっくりと押し込まれたそれは熱く、身体が待ち望んでいたモノだった。
「はぁ…あぁ…」
熱い質量に悦ぶ身体…。
つま先が丸まり快感に震える。
「ミキ…ミキ…」
「痛くない?」
…あんなに解して、痛い訳ない…
「気持ちよくて…イきそう…」
「…ン…俺も…」
そう言ってミキがゆっくりと律動を始めた。
「あ…ぁ…ぁン…」
ゆるゆると動かされ、声が零れる。
動きはだんだん早くなり、ミキが何かを堪えながら腰を振る。
ミキの顎から滴った汗が俺の体で弾けた。
俺は腕を伸ばしてミキの額の汗をすくい、ミキはその指に噛み付いた。
「あッ…!」
瞬間、俺は熱を放出していた。
「修…」
呟いてミキの身体が震え、拍動と連動して熱が胎で広がった。
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