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第113話
「ダメダメ…違っ、ちっともダメじゃないんだけど…やっぱりダメ…」
ミキはサッパリとした顔を両手で覆い、ベッドの上でぶつくさ言っていた。
汗だくで、さらに身体中に体液が着いて酷い状態だった俺達はどちらが先にシャワーを浴びるか譲り合った末、一緒にシャワーを浴び…もちろんそれだけでは済まず…もう一回戦ヤってしまった…。
…それは、まぁしょうがないとして…ミキがグダグダ言ってるのは…ゴムをし忘れて…直接中に出した…ってトコロらしい。
「き…綺麗にしてくれたし…大丈夫だから」
アルコールも入らずある程度冷静な状態で指を入れられると…精神的にかなりクる。
排泄器官を見せるのがとてつもなく恥ずかしいのだ…。
入れられて気持ちいいんだから指で掻き出されたって気持ちいいんだよ!
言わないけどネチネチと指が動く度に胎が疼いて我慢するのに苦労する。
結局の所我慢できずに喘いで強請って…はぁ。
俺、チョロイのかな…。
「…もうしない!ヤ…ヤらない訳じゃなくて…あぁ、もう!…修…?」
ミキの声をBGMにして、いつの間にか俺は夢の世界に旅立っていた。
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