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第133話【R18】
「あ…ンッ…」
熱い舌。
酔いが回っているせいに違いない。
絡ませ、吸ってそれでも足りないとばかりに奥へ奥へと誘い込んだ。
「ン…ぁンッ!」
玄関で息が出来ないほど求められて気分が高揚する。
「ミキ…触って…」
「うん…」
俺と同様に若干余裕の無いミキが俺のベルト外してズボンを落とし、シャツの下に手を這わせた。
手の熱が肌を滑ると言いようのない快感で身体がゾクゾクする。
「シュウ…俺のも…」
ミキのズボンのチャックを下げて股間に触れると隆起したそれは熱く、布を押し上げていた。
「んっ…」
すりすりと撫でればミキの口から甘い息が零れ、耳からも俺を快感に染める。
俺の下着を脱がして秘孔に侵入したミキの指は試すようにヌプヌプ焦れったく動き、俺はミキの耳朶に噛み付いた。
「ねぇ…はやく…」
耳元で呟くと玄関ドアに背中を押し付け片脚を抱え上げ挿れられた。
「あッ…!」
ミキの荒い息が頬を擽る。
「ゴメン…」
「あっ…あ…ッン…ッ…」
玄関というのも忘れそうな位に激しく突かれ嬌声が止められない。
「シュウ…」
「ぁン…」
ミキのキスで口を塞がれると遠ざかる足音が聞こえた。
…人がいたのか…
ゾクッとして無意識に締め付けた。
「シュウ…ぁ…」
「え…ちょっ…あぁ…」
急に律動が再開されその激しさに俺は欲望を吐き出し、その後ミキも俺の中でイッた。
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