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第134話【R18】

「こんな…人が通るとか…」 「興奮した?」 意地悪い物言いに口をへの字にしてみたが再び激しく口付けられて、夢中で応えた。 「あ…また大きく…んッ…!」 「場所、変えよう…」 ミキはそう言うとあろう事か俺を抱えあげた。 …もちろん挿入したままで…。 「あッ、ダメ…ンンッ…深い…って…」 自分の体の重みと歩く振動でより深く貫かれ、強すぎる快感に唇を噛んだ。 「シュウ、そんなに締め付けるなよ…」 …それは、無理。 今までそんなに深い所まで侵入された事ない。 寝室に入りミキがベッドに座る…なぜ? 「シュウ…動いて」 見つめるミキに勝てず、対面で腰を浮かせては沈める。 「あ…ぁあ…」 腹に手を付いてゆっくりと上下に動かすが…刺激が強すぎて腰が引けてしまう。 「シュウ、ゴメン…」 「ひ…ッ!」 腰を掴まれて下から突き上げられた。 「あ…!あぁン…あ…」 激しさに口元が緩み、涎が顎を伝う。 「も…ぁ…だ…ダメぇ…ン…」 肌と肌がぶつかる音と濡れた音が暗い部屋に響く。 「ミキ…キス…」 身体をゆっくりと前に倒してミキの舌に自分のそれを絡ませるとミキが一段と激しく俺を激しく突き上げた。 …ヤバい…俺の昂ったモノがミキの腹に擦れて意識が飛びそうになるほど気持ちいい。 「それ…ダメ…」 抵抗の言葉を吐きながら、目の前が白く爆ぜて俺はミキの体の上で意識を飛ばしていた。

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