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第135話

朝の光がカーテンの隙間から零れている。 フローリングにキラキラと光が反射して、外は今日も晴天なのだろう。 「ん…ぁ…」 起き抜けのぼんやりした頭にも分かる気持ちよさ…。 これって… 「あン…!」 下生えをざりざりと撫でられながら半勃ちのアレを咥えられていた…。 …え! 「ミキ…!あぁン!」 股の間にある恋人の髪を鷲掴み、朝から悶えてしまう。 「ダメ…まだ…ンン!」 内股に力が入り、自然と頭を締め付ける。 「あぁ…!」 体の力が一気に抜けて肩で息をした。 「もう…何してンだよ…ってか、飲んだ?」 恋人の喉が上下に動くのを見て正直ちょっと引いた。 「ん?うん」 のそのそと匍匐前進で俺の隣に上がって近づく唇…。 「…ちょっと待った!」 俺は思わず手で顔を押さえた。 ダメだろ? 咥えられて飲まれたんだぜ? 「ん〜いいじゃん、ダメ?」 「ダメ」 「じゃ〜こっち!」 「ああ!」 じゅうっ、と音を立ててミキが胸に吸い付く。 舌で先端を転がすようにされながら反対側も指で捏ねられた。 「もう…何してンだよぉ…ン…」 昨日の情事からさほど時間が開いてない事もあってまだ身体は熱が引き切っていない。 「しょうがないから付き合ってやるよ」 俺は再びミキの髪に指を絡ませた。

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