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第149話【R18】

「あっ…ぁあ…」 「あ〜気持ちい〜」 遠藤と向かい合い、その脚に俺のを乗せて…お互いのモノを一纏めにして扱き合う。 「グチュグチュ音がして…浅井さんのカウパーでびしょびしょですよ?」 …言うなー! 俺はとにかく必死になって出そうになる声を噛み殺し、快感に悶えていた。 …何でこんなに気持ちいいんだよ! 桐谷さんの冷ややかな視線に俺の身体はズクンと熱く反応する。 「くぅ…ふぅン…!」 「あ…さいさ…ん…あ!」 俺が先にイって、続くように遠藤が白濁を放った。 「…もう!浅井さんが可愛い声出してイクから出ちゃったじゃないですか!」 脱力する俺をよそに、遠藤がキャンキャンと吠えだした。 「知るか!」 「ちぇっ、いつもはこんなに早くないのに…かっこ悪い」 …遠藤、お前の反省点はそこじゃない… 桐谷さんは…脚を組んでイスに座ったまま考え事をしているような仕草をしていた。 …終わりか? チラ見した俺と目が合って、桐谷さんは口を開いた。 「浅井さん、うつ伏せになって腰を高く上げてください」 「………」 …は? 「浅井さん、ほらほら!ぺたーん!」 「うへぇ!」 あろう事か遠藤が俺をうつ伏せにベッドに押し倒し、腰を持ち上げてきた。 「や、…止めろって!遠藤!」 「まあまあ、いいじゃないですか、ん〜」 …尻に頬ずりするな! …気色悪い! 俺の腰を掴んで離さない遠藤とそれを振り切れない俺…。 桐谷さんはそれをあくまでも冷ややかに見ていた。

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