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第160話【R18】

「ん…うぅン…」 にゅくにゅくと指を出入りさせ、頃合いを見てさらに一本増やす。 「はぁ…ふッ…」 粘膜を内側から押し広げるように指を動かしながら俺はミキの事を思い出した。 「ミキの…アレ…イイトコロ擦ってくれるんだよな…」 自分で弄っても、まあ、何となく気持ちいい。 でもミキに挿れられるのとは全然違う。 「こっちも…」 シャツの中に手を滑らせ、胸の尖った先を捏ねた。 「ンッ…」 摘んだり、ギュッと引っ張ったり…。 「いいけど、自分じゃ上手く出来ないよ」 ミキにされる心地良さを覚えた身体は俺が弄った位では気持ちよくなれず、胸への刺激は諦めてもう一度昂る己に手を添えた。 「ミキ…ミキぃ…」 俺はさらに指を増やし、ミキの名前を呼びながら夢中になって擦り、扱く。 「あ…あぁ…ミキぃ…!」 「…呼んだ?」 「えっ…?」 …何で! …何で何で!! 「…ミキ…」 「…ただいま…」 「お…お帰り…」 そのまま固まる俺…。 「…寂しかった?俺の名前呼ぶぐらい?」 …はっ! 俺は身体中の血液が逆流したんじゃないかって思うくらい全身が凍えた。 「み…見た…よね?」 俺の目を見て頷くミキ…。 次の瞬間、今度は身体中の血液が沸騰したのかって程全身が熱くなって…いたたまれない…。 「シュウ…可愛いな」 酒が入ってるせいで昼間より色っぽいミキ。 そのミキの口から耳を疑うような言葉が出て、俺はもうどんな穴でもいいから入りたかった…。

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