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第170話【R18】
「ン…ンッ…はぁ…」
ピチャピチャと水音が響く。
ひとしきりキスをして口中をミキの舌が這いずり周り、アルコールで血流の良くなっている俺は自分でネクタイを緩めシャツのボタンを外した。
…暑い…
「あン…」
舌先を柔く食まれてキュッと秘孔が窄む。
「シュウは敏感だよね。アルコールのせい?」
「ん…分かん…ない」
ゴリッと腹部にミキのアレが当たり、期待に背中がゾクッとした。
俺とミキは乱雑に衣服を全て脱ぎ捨てて、熱いシャワーで身体を濡らした。
浴びながらも唇はミキを求め、ミキもまた俺を待ち望んでいる。
俺がミキの顔をぺろりと舐めると、ミキの視線は俺ではなく浴室の壁…鏡に向いていた。
「見せつけてやろうぜ」
ミキは俺を鏡に押し付けるようにして後ろから胸の先端に触れた。
ぐにぐにと揉まれ、俺は前から後ろにいるミキに手を伸ばした。
「ミキ…はぁン…」
呼べば後ろからキスをくれ、胸をまさぐる片方の手は俺の股間へ。
アレを上下に扱く気持ちよさに腰を突き出せば、先が鏡に触り、冷たい感触すら快感を呼ぶ。
「あッ…だめ…それ…」
鏡に映る俺とミキ。
そのみだらな表情がさらなる欲情を引き出す呼び水となる。
「あぁ…もう…」
ガクガクと腰が震えて、俺は鏡に向かって熱い飛沫を飛ばした。
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