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第171話【R18】
「んぐっ…ん…」
ミキの指が口腔内をまさぐり、飲み込めない涎がだらりと垂れた。
じんわりと背中にミキの熱い身体を感じる。
刺激を与えられて膨んだ胸の尖りは鏡に押し付けられ、いつの間にか秘部をまさぐる指は窄まりを広げようとグチュグチュ動いて胸に伝わるその振動が焦れったい。
「まだイけるよね」
ミキはそう言って俺の左脚を持ち上げて膝を折らせ、自分の腰に巻き付けた。
「ここで?あ…ンン!」
ミキの硬い熱が後孔を撫でるとそのままズブズブと奥まで侵入した。
「あ…!だめ…それ!ふかぁい…」
…こんな…奥まで…!
衝撃がへその下に直にきて、立っていられない。
「あッあッ…」
ミキに腰を掴まれ、勢いよく打ち付けられる度に鏡にしがみつく。
「シュウ…いいよ…気持ちイイ。俺もうイきそう…」
スピードは弱まることなく突かれ、すぐに俺もミキも精を放った。
ミキが胎から引き抜き、痛くもないのに涙が零れる。
「シュウ…辛かった?ゴメン…」
ゴプッと後ろからミキの出したモノが脚を伝った。
ミキは温かなシャワーでそれを流し、バスタオルで俺を包んで目元にキスを落とす。
…ミキは優しく俺を気遣ってくれる。
中身も外見もイケメンな恋人…。
しかし、俺は肝心な事をキレイさっぱり忘れてた。
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