177 / 304

第177話【R18】

ミキの話を聞いても、俺のモヤついた気持ちは晴れない。 「でも、こんなやり方しなくてもいいじゃないか」 俺はむっちゃ恥ずかしいんだ! 「…だって…」 …ミキが口を尖らせている。 …可愛い…じゃなくて、騙されないぞ! 「俺、人のを見るのやだよ!」 思った事を言ってミキに背を向けるが、正面にはバスルーム…。 桐谷さんがバスルームの壁に張り付いてさっきの俺と同じ様な事になっていた…。 「ン…あき…ら…もっと…奧…」 「ヤダって言うから…優しくしてるだろ」 …あ…コレ焦らされてるやつ… 「辛い…からぁ…もう…イきたぃ…」 「一緒にイク…?」 「ん…あぁ…あき…」 パンパンという破裂音と桐谷さんの嬌声が聞こえ始め…俺は恥ずかしさで顔を赤くしながらミキと向かい合った。 「ミキ…出よう…」 話しかけてもミキは俺の顔をじっと見ている。 「ミキ?」 「やっぱりシュウ…シュウが一番可愛い…」 …あれ? …スイッチ入った? 「あ…!」 ミキから勢いよく口付けられ舌が口の中を蹂躙する。 「ンン…!」 バスタオルが落ちて全裸のままミキに身体中撫で回された。 …ダメ…気持ちいいから…! 「シュウも…勃ってる…」 …そりゃミキに触れられたらこうなるだろ? 「や…」 「嫌?でもこのままじゃ、…治まらないでしょ?」 「え…あ…あぁ…ン!」 俺は押し倒されて再びミキを受け入れてしまった。

ともだちにシェアしよう!