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第195話【R18】

「さすがに浅井さんに手を出す事は出来ないんで…こんなのはどうですか?」 熊田さんがすっと俺に近づくと首に何かが触れた。 「ちゃんと新品ですからね」 「う…苦し…何だこれ?」 首に何が巻かれたのか…。 想像できるし嫌な予感しかないけど…皮と金属の手触り。 「コレ…首輪?」 「正解!似合ってますよ。ほら」 熊田さんが指さすほうにある鏡。 鏡の中の俺は赤い首輪を嵌めていた。 カシャ、とシャッターの音がして熊田さんがスマホをいじっていた。 「はい、これで浅井さんも楽しめますね」 「いや、俺そんなのいい…」 「彰ぁ…ン…こっちぃ…」 ヘッドボードに繋がれた桐谷さん。 ベッドに仰向けで膝を立て足先はクロスさせている。 足先に力が入っているのだろう、親指は上を向き他は丸くなっていた。 「膝開かないと見えないだろ」 「あッ…ぃい…やぁ…ぁ…」 熊田さんが桐谷さんの膝を開くと身体を硬直させるように悶える…。 「イイトコロに当たって気持ちいいね。大好きな浅井さんにいっぱい見てもらおう」 桐谷さんの脚に何かを取り付ける熊田さん。 膝上に黒いベルトが巻かれ膝の間に棒状の物が取り付けられた。 「これでよく見えますよ」 更にトレイの中から何かを取り出して… …もう! まだ何かするの? 怖いよ、怖いんだって! そう思うけれどだんだんと恍惚の表情を曝け出す桐谷さんから正直、目が離せなかった。

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