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第200話【R18】

「ンン!…ぁ…!」 ミキの熱が俺の奥を押し広げると同時に全身がビリビリと痺れた。 その余韻は長く、快感が身体に留まっているような感覚。 「うわ!シュウイッた?初めての中イキかな?」 …ナカイキ…? 「あッ…やぁ…!」 ミキがやや興奮した様子で銀色に光る棒をつうっと引きはじめた…。 「はッ…あンン…!」 …気持ちよくて…意識が飛びそう…。 「うわ〜さすが浅井さん!コレ使うの初めてですよね?さっそく中イキするなんて才能有り有りじゃないですか!」 テンションの高い熊田さんをチラッと見るが、もう何を言ってるか理解できない。 誰かこの気持ちよさから解放してくれ。 「シュウ、ゴメン。も、我慢出来ない…」 「…ぇ…!ぁ…だめ…今…イッてるから…あン!」 ミキがいきなり本気モードで腰を打ち付けてくる。 拷問のような快感。 俺はただ感じる事を我慢する事しか出来なかった。 「シュウ…?」 「…ん…ミキ?」 …ダル…。 瞼が重くて、意識が保てない程眠い…。 「ミキ…俺…」 そうだ…無茶苦茶気持ちよくて…良すぎて辛くて…それから…。 「シュウ、ゴメン。調子に乗った」 …分かってんじゃん。 瞼にキスが降る。 「擽ったいよ…ってか、ここ!」 ミキを押しのけガバッと身体を起こすと…あ、寝室…。 今度は見覚えがある。 さっきまで寝てたベッドだ。 …でも…ものすごく疲れていて… 「ミキ…」 さっきのオイタも忘れて、俺は差し出された腕に体を預け、目を閉じた。

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