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第205話【R18】

「ミキ…ねぇ…も、そこ…ヤダ…」 焦らされている感が半端なくて、俺は我慢が出来なくなっていた。 仰向けで転がる俺の腹の上にミキの身体がのしかかり、そもそもこの状態も結構辛い。 身体をじわじわ動かしても俺より背も自重も上回るミキを退かすのは到底無理だ。 熱を持つアレもミキの身体の下敷きになっていた。 「シュウはさ、以外と快感に弱いンだよな」 …男なら至極当然の事をミキが今更のように言う。 「…だかさら、俺じゃないと満足出来ないようにしないといけないじゃん?」 …なんか怖いんどけど… 「だからさ、今日は焦らして焦らしていーっぱい気持ちよくするから」 …それ、何の宣告? 焦らしプレイ宣言? 「あッ!」 カシャンという音がして手に何かが嵌められた。 「これ…!」 熊田さん宅でされた拘束具。 …またかよ。 「シュウの反応が意外と良かったから貰ってきた。使おうな」 …な、じゃない! 「ほ〜ら…シュウ…」 「ン…」 顎を掴まれ目の奥を覗かれた。 視線を絡ませながら触れる唇。 まったりとしたミキの口付け。 深く、浅く…口腔内を舐られる。 …ぁ…気持ちい…。 うっとりしている間にシャツ以外の衣服を剥ぎ取られ、オレを見下ろすミキは上唇を舐めながら上衣を投げ捨てた。 ゾクン、とする。 これからミキにどうされるんだろう…。 俺のハシタナイ身体はこれから与えられるだろう快感に期待してもうふるふると蜜を零し始めていた。

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