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第209話【R18】

…あぁッ…! 「.......!」 ミキは金属棒を一気に引き抜く素振りを見せたが寸での所でピタッと止めた。 俺は言葉を出せない程気持ちよく…気持ちいいけどその先にある開放感に辿り着けないもどかしさとのジレンマに陥っていた。 「ン…ぁ…は…」 ミキはやけにご機嫌で今度は棒を小刻みに上下させて先から奥に向かって動かし始めた。 「ほら、シュウ…もっと善がる姿、俺にだけ見せて」 …こんなの、ミキにしか、見せない… 「ンぁ…だ…めぇ…ぇ…はぁんん!」 「…シュウ…可愛い…俺だけの…」 …そうだよ、俺にだってミキだけ。 「…ミキ…だけ…だからぁ…ああ!」 …快感の波に飲み込まれる…! 「シュウ…もう、無理」 突然後孔に嵌められた栓を抜かれ、猛ったミキの熱塊が捩じ込まれると身体がビクンと大きく波打った。 「んん…!」 目の前は白く爆ぜ、頭が甘く痺れるような錯覚。 「あ…あぁ…」 「キツ…シュウ…中イキした?」 …中イキ…って…? 「あ…シュウ…そんな締め付けたら…」 「…あ!ダメ…動かな…ぃ…!」 俺はずっと気持ちいいが続いている状態なのに、ミキが腰を揺する。 「ゴメン…!」 「や…ぁ.......!」 ミキは激しく腰をグラインドさせはじめ、俺は声を出せずとも叫んでいた。

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