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第210話

「シュウ…?」 「…ん…ミキ…俺…なんか凄く気持ちよくて…それから…あぁン!」 やや質量の小さくなったミキのアレが胎から引き抜かれ、俺は反応してしまった。 「シュウの意識が飛んで、ビックリした」 「ダメだって言ったのに、ミキが動くからだろ。…ぁン!」 ミキが俺の胸に顔を擦り寄せた。 まだ腫れている過敏な胸が刺激される。 「俺、シュウを満足させてる?」 「うん、…かなり」 「そっか、良かった」 そう言って笑ったミキは、いつもの優しいミキだった。 仕事は順調。 恋人とも上手くやってる。 問題は...会社の同僚....ってか先輩と後輩…。 未だに梶さんと遠藤はどよんとした空気感を醸している。 …俺何かした? 梶さん、チラチラ俺見るの止めて! 遠藤、俺の顔見てため息出すの止めて! 俺が悪いみたいに見えるじゃん。 でも、俺、悪くないから知らないよっ! さ、キリのいい所まで終わらせたら昼飯食べに行こ! 食堂はそこそこ混んでいたがまだ空席があり、俺は出口に近い窓際の席に座った。 今日はオムレツとツナサラダ。 デミグラスソースが掛かったフワトロ卵がいい仕事してるんだ。 「あふっ」 熱々の卵にチキンライス、最高かよ! 「ンま〜い!」 「ここ、いいか?」 「…はい」 相席してきたのは…梶さんだった。

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