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第217話【R18】
「シュウは優秀だね。潮まで吹けるようになった」
…潮?
…俺が?
「ん…ッあ.......!」
体を返されて頭が下がり腰が上げられた。
緩んで閉じきらない後孔に指が入り歪に広げられ、空気がヒヤリと粘膜を撫でる。
「もうちょっと、頑張ってみようか」
「ぇ....あ...ッん!」
俺に有無を言わさないで熱塊をズブズブと押し込めるミキ。
「…あ…苦し…はッ…」
気持ちいいはずなのに、苦しさがついて回る。
ミキはゆっくりと小刻みに腰を揺すり、甘やかな快感を俺に与えた。
「ミキ…もっと…動いて…」
チュッと背中にキスが落とされる。
「こうしてるとずっと気持ちいいのが続くんじゃない?」
....嫌.......
…それ、嫌だ…
「ダメ…苦し…いから…気持ちくて、…あッ…」
後ろから腕を取られ、上半身を無理やり起こされる。
俺は快楽の沼に落とされ、足元からズブズブと沈んで抜け出せなくなるような…そんな気がして.......。
「ほら、シュウ聞かせて。俺は誰?俺はシュウの何?」
…誰って…ミキは…俺の…
「…ミキ…は…あッ…ぁン…お…俺…のぉ…」
真綿で首を締められるような快楽。
何度イかされてもまだ俺の中に燻る熱が少しづつ吐き出され、シーツを汚す。
「…俺…の…くッ…あ...愛する人ぉ…!ンン…!」
「ほら、だからシュウは…俺のモノだって分かったろ?」
…オレノモノ…
何だろう…この違和感…
「あッ…あぁ…急に…!」
さっきまでの穏やかな刺激とは違って、突然激しく腰を打ち付けるミキ。
「シュウ…俺の可愛いい恋人…」
腕を解放され、後ろから抱かれて胸の先端を強く摘まれた。
「いッ…!」
「愛してる…」
…ドクン…と俺の心臓が一段と大きく打って…
…目の前が白く爆ぜて…真っ黒になった…
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