221 / 304

第221話

俺が酔っ払った体でようやく修士と同衾した日は興奮して一睡も出来なかった。 あの、浅井修士が、俺の部屋で、同じベッドで、眠っている…。 そっと腕枕をしたり、脚の間に脚を挟ませたり、もちろん寝顔はスマホで連写、起こさない範囲でやれる事はやった。 ささやかな幸せ。 俺は修士と一緒にいられるだけでこんなにも幸せを感じるのに…。 修士は梶と遠藤と、まさかの3Pをしたとか…! これはマジで許せない。 許せないがこれが原因で修士の心があいつらから離れたのは事実。 梶・遠藤問題と尾川問題に揺れる修士の心の隙間に入り込んだ俺は尾川に殴られる覚悟で挑んだお陰で(殴られた修士には申し訳ないが)二度目の同衾。 嬉しくて反応する身体を誤魔化しきれずに予定外の告白。 拒絶反応も無く、まさかの抜き合いをするとは…(感無量)。 修士と水族館デートはちょっとはしゃぎ過ぎた感はあったが、水族館ならではのいいお土産も買えたし俺は満足した。 その後、念願の初エッチにも持ち込めたし。 修士は…(思い出し中)…とにかく可愛い。 ちょっと強引にキスしただけですぐエッチになっちゃうしノッてくれば乳首の甘噛みまでねだられる·····くぅッ·····! この修士のチョロさは俺にだけ発揮されればいいのに、ちょいちょい他のヤツにも発動しているから困ったもンだ。

ともだちにシェアしよう!