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大晦日【R18】

「梶さん、ここ、よく分からないんです」 「あぁん?分かれよそれくらい」 …何だろう? 梶さんと遠藤、仲がいいのか、そうでないのか。 近頃のやり取りは遠藤が梶さんにちょっかい出して梶さんがそれをはぐらかす…。 「ま、いっか」 俺はパソコンに向かい会議の資料を作成しつつ、次の定例会議の日程調整をしていた。 ……あ、この日…。 カレンダーに付けられた小さな印。 この日はミキの誕生日。 テーマパークで遊んでからその中のホテルに泊まるか、高級ホテルに泊まってゆっくりするか、手料理を振舞って家に泊まるか……って! 全部泊まる前提かよ! 誰かを思ってする事が、こんなに楽しいとは。 にやけ顔をやめられない。 「浅井くん、嬉しそうだね」 「あ、ハイ……いえ、すみません…」 部長にこんな顔見られて、訳の分からない返事をしてしまった…。 あ〜早くミキに会いたい! 「あっ…ダメ…んッ…」 「ダメじゃないだろ?シュウのココ、気持ちいいって言ってるよ?」 「くうッン…!」 大晦日、ミキの家。 除夜の鐘の音がテレビから聞こえてくる。 俺はソファーの上、ミキの膝の上に乗せられながら突かれていた。 「両方ダメぇ…あぁ…!」 胸の先端を捏ねられ、さらに昂る俺の俺はミキの手中…。 「二年越しでセックスするなんて、感無量だね」 「はひぃッ…」 脇腹舐めながら喋んな! 「ほら、新年になる前にイカせてあげるから」 ミキはそう言って俺の腰をガッチリとつかみ、下から突き上げた。 「あッあッ…ミキ!ミキ、好き!すきぃ…」 「お…れも、シュウ、愛してる!」 当然テレビの音なんてもう聞こえない。 聞こえるのは愛する人の声だけ。 「あ…イク…イクから…あぁ!」 「くッ…俺も……ンンッ!」 こんな事をして煩悩が祓われたかどうかは疑問だが…ミキと二人、年越しで盛り上がった。 身体を繋げたまま、見つめ合う。 「シュウ…年が明けたな」 「うん、今年もよろしく。ミキ」 「こちらこそ、シュウ…」 どちらからともなくキスをして、俺達は再び求めあった。 皆様、良いお年をお迎え下さいますように♡ (○・ω・)ノ----end-----

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