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されどそれは苦難の日々 15【R18】

「ぁ…何か…変…」 そう呟く浅井はさっきよりも身体が熱い。 浅井もこの行為に興奮しているんだと確信した。 …俺だけじゃない。 「ん…もうちょっと…」 俺の手持ち無沙汰な指は浅井の胸をまさぐり、プルっと勃ち上がる淫らな蕾を摘んだ。 胸を弄びながら腰を動かすスピードを上げ、解放にむけてのラストスパート。 「修士…気持ちい…」 浅井も自から腰を揺すり、自分で自分のモノを扱き始めた。 後ろからヤられながら自分で扱くなんて…エロくね? その時はそう思ったのだが後から分かったのは後ろでイくのは難しい、という事。 そりゃイくのに必死になるわ。 「あっ…」 だが俺はそんな浅井の姿を見てイった。 それはもう、気持ちよく…。 「…すまん」 「ひっ…」 浅井がモゾモゾと動き出し、そろそろ起きるんじゃないかというタイミングでの謝罪。 今日は会社もあるからゆっくり寝かせてあげられないのはいささか心苦しいのだが。 謝罪する俺を見つけた浅井は…鳩が豆鉄砲食らったような顔をした。 「お…おはようございま…す」 驚きながらベッドから降りようとして…足元がおぼつかない浅井。 「あれ?立てない…」 「ほんっとに、すまない!」 ベッドのすぐ下で俺は額を床に擦り付けた。 「酒に飲まれて、閉じ込めてた気持ちが…その…爆発したみたいで…」 「はぁ…」 ちょっとレアな面倒くさいとか思ってそうな浅井の声。 「犬に噛まれたと思って忘れますから、頭を上げて下さい」 「違うんだ」 俺は膝立ちになって、浅井の手を掴んだ。

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