296 / 304

されどそれは苦難の日々 43【R18】

「うわっ…あんなに…」 浅井はずっとイッているのだろうか。 昂ったままの浅井は遠藤に突かれる度にチョロチョロと白濁を撒き散らしている。 その量は決して多くないが、しかもたくさん出したせいかやや粘度が薄くなっているようだ。 「どんだけ…気持ちいいんだよ…」 俺に貫かれ、遠藤に突き上げられ…浅井の顔は涙と汗と涎で塗れているのに尚も妖艶だった。 「浅井さ…ん、気持ちいいっす。ンンッ!」 激しく打ち付けていた遠藤の腰の動きが急に止まり、その体が痙攣した。 浅井を見れば彼も同時にイッたのだろう。 つま先がギュッと丸まり、身体もあらぬ方に捩れ硬直している。 うっと呻き、遠藤が浅井の中から出ていった。 「…お前…随分としつこくヤッてんじゃねぇよ」 「…梶さんだって…浅井さんの中に出して…マナー違反ですよ」 「俺の後、お前だって中に出してるだろ!」 「それにしても…浅井さん、処女じゃなかったみたいですよね」 「ああ…」 遠藤はティッシュで自分のナニと浅井の腹部を丁寧に拭き取っていた。 「あんなに気持ちよさそうな顔…ヤバッ勃ってきた」 「お前…どんだけヤりたいんだよ」 そう言っていながらも浅井が誰に開発されたのか気になる… …ヤツか? 「アイツですかね」 「…あの…モサ男?」 黙って頷く遠藤に俺は何も言えなかった。

ともだちにシェアしよう!