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されどそれは苦難の日々 46【R18】

「アッ…ダメ…それヤダ…うぁ…あ…」 「ちょっと暴れないでくださいよ!ココ、気持ちいんじゃないですか?」 遠藤と俺の身体が勢いよくぶつかり、部屋には破裂音がひっきりなしに聞こえていた。 「あぁン…!ヤダから…ぁ…ン!そこぉ…」 さっきから俺がイヤだって言ってる場所を狙って遠藤は繰り返しそこをなぞる。 「あれ?梶さんこっちの才能あるんじゃないです?」 「…え?…何…?あ!やぁぁ…!」 器用にもいつの間にか前まで遠藤の手で扱かれ、俺は刺激が強すぎて冷静に物事を考えられなくなっていた。 「いいな、その反応。結構クる」 「俺は…や…嫌だ…あ!止めろよ…あ!あ!それダメだってぇ…ンン…もう…、い…イク…!」 激しすぎる快楽が身を駆け抜けて俺は今まで感じたことの無い位に気持ちよくイッた。 テッペンからつま先まで甘く痺れる。 だがその余韻に浸る隙も与えられず遠藤が律動を始めた。 「…俺…イッたからやめろよ!あ!あぁ…!ヤダぁ…」 「俺はまだなんで…はぁ…その顔もいいですね…」 「早くイけよぅ!…うぁ…ン!あ…ヤダ…何だかヘンだから…」 「あ、もう…ン…!」 勢いよく、それこそガンガンと突かれていた衝撃がようやく止み、遠藤は身体を硬直させてブルッと震えた。 俺の脚の間で脈打つと、熱い物質をドクンドクンと吐き出した。 「コノヤロウ…出しやがって…」 だが口から出た言葉とは裏腹に、腹に掛かったそれは案外と嫌悪感を抱かず、むしろ妙に俺を興奮させた。

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