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最初は咲夜に食事を与える事にも思考が至らなかった。
「ぐっ……うぅっ…ん」
抵抗されれば痛みを与え、従順になれば我慢をさせる。苦しみ喘ぐ咲夜の姿を、学生の頃から数え切れぬ程想像したが、本物はそれ以上に恭の心の乾きを潤した。
「痛いか?」
分かり切った質問をすると、涙に濡れた咲夜の睫毛が逸らすように伏せられる。答えを促すように乳首へと繋がる糸を引っ張ると、瞳を大きく見開いた彼の体が魚のように跳ねた。
「……ぃたいっ!」
今日は、陥没していた咲夜の乳首をくびり出し、釣り糸を根本に巻き付け、左右の余った糸を結んだ。そして、糸を指先で弄びながら、手首をベッドヘットへと繋いだ彼のアナルを、己のペニスで貫いている。
「その割に、ココは気持ち悦そうだ」
「くぅ……っん」
優しく亀頭を指でなぞると、溜まらぬといったように細腰が少し浮く。
「淫乱」
「ひっ、あぁぅっ!」
間髪入れずにそこを叩き、糸を強めに引っ張ると、痙攣した咲夜の口から悲鳴めいた声が上がり、尿道口から勢い良く白濁が迸った。
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