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「きょ……きょう……」  痛みと愉悦に震えながらも、咲夜は恭の名前を呼ぶ。縋りつきたくて腕を動かすが、無機質な鎖の音が響くばかりで、咲夜の願いは叶わなかった。 「あっ、や……もっ」 「俺より先に達くなって……何度も教えたろ」 「ごめっ…ごめ……うっ…んぅっ!」  唸るような恭の声に、震えは更に大きくなり、ガチガチと歯が鳴った所で唇を塞がれる。 「んっ……んぅっ」  更に、胎内の悦い場所ばかりを的確にペニスで突かれ、目が眩むほどの愉悦を感じた。 (恭……ど…して?)  頭の中で繰り返される疑問符は、何度口へと出しても決して答えを貰えることはない。だけど、ここ数日、彼から何度も陵辱を受けているうちに、困惑や混乱は徐々に違う感情に形を変えた。 「ふ……うぅ」 (もう…会えないと……思ってた)  たまに会う周防に尋ねてみても、『恭の所在は分からない』の一点張りだった。 (だから、諦めようって……だけど……)  ここに連れて来られてから、最初の数日は地獄だったが、それ以降、僅かながらだが食事や休む時間を彼は与えてくれた。  そう考える事自体、心が暴力に支配されているのかもしれないが、咲夜にとって大事なのはそんな小さな事では無い。 (俺は……) 「恭に…なら……な…され…も……いい」 「っ!」  唇が離れた瞬間、零れてしまった咲夜の声に、恭がピタリと動きを止め、次の瞬間腹の中へと暖かいモノが注ぎ込まれた。 「くっ…うぅ」  すっかり性器に変わってしまったアナルがヒクヒク伸縮するのに、感じた咲夜が小さく喘ぐと、その唇へと軽くキスをした恭がペニスをズルリと引き抜く。

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