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今、遥人のペニスには、貞操帯と呼ばれる器具が取り付けられてしまっている。 朝起きてすぐ玲の手により装着された卑猥な道具は、当たり前だが遥人にとって初めて目にするものだった。 『遥人がもっと素直になるためだよ』 などと優しい声音で囁きながら、玲が取りだしたその道具は、陰茎の全体を透明なプラスチックの筒へと挿入し、そこからのびるT字型をした革製の細いベルトによって、下着のように腰へと固定する形状になっている。しかも、腰のベルトには南京錠を掛けられてしまったから、玲が持っている鍵がなければ外すこともできなかった。 「俺に見られて感じちゃった?少し大きくなってきた。ソノは他人(ひと)に見られると感じちゃう淫乱だからな」 「……っ!」 堀田が自分を"ソノ"と呼ぶようになったのは、この3日間学校を休まねばならなかった理由に起因しているが、今そんなことはどうでもいい。 「んっ……くぅっ」 伸ばされた彼の無遠慮な指に貞操帯を揺らされて……亀頭がケースの内側に擦れ、もどかしい熱が臍の奥からジワリジワリとわき出した。呼応するように疼き始めたアナルがヒクヒクと伸縮し、途切れそうだった遥人の意識を現実へと呼び戻す。 「腰、揺れてきた。そんなに気持ちいい?」 「ん……あ、きもちい……です」 否と言えばどうなるのかは身に染み付いて分かっているから、気に入るように言葉を紡げば喉の辺りを撫でられた。

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