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「や、やめて……もう……」
「まだ寝ていいって言ってない」
「う゛っ……くぅっ」
穿たれる度に華奢な体はビクリビクリと痙攣し、絶え間のない絶頂感が脳天を突き抜けた。
「大雅は優しくしてくれた?」
「……てない、してない……い、いたいっ」
どうやら……意識を絶ってしまっていたのは、かなり短い時間のようだと、錯綜する記憶の糸を繋いだ遥人は理解する。
今、遥人はソファーへ腰掛ける玲の膝へと、彼に背を預け乗せられていた。
いわゆる……背面座位と呼ばれる格好で、アナルを埋める長大なペニスに下から激しく穿たれるたび、散々打たれた臀部が擦れて鈍い痛みを訴えてくる。
おまけに、陥没している胸の尖りを器具を使ってくびり出され、クリップのようなもので先端を挟みこまれてしまっていた。
「……強情」
「ひっ!」
項にガブリと歯を立てられ、痛みに新たな涙を流せば、今度はそこをペロリと舐められて、妙な感覚が背筋を這う。
「あ、あ……ん」
「罰のつもりなんだけど、遥人にとってはご褒美なのかな」
「や……ひっ……ああっ」
アナルを突き上げられながら、睾丸を緩く揉まれただけで、あっけなく遥人は吐精した。とはいえ量も少ないそれは、粘りけも無くまるで水のようだ。
「も、いきたく……ない。いたい」
「じゃあ、素直になれる?」
耳朶を甘く噛み囁く声は、まるで悪魔の誘いのようで、強制的に散々射精を強いられ続ける状況では、頷くことが最善なのだという考えが浮かんでしまう。
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