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「ひっ!」
「遥人、ただいま」
響いてくるのは玲の声。同時にアナルを満たす玩具の振動が強くなっため、遥人は愉悦に震えるけれども射精することはかなわない。
「いく、いった……いったのに……」
「おかえりなさいは?」
根本をきつく戒められたペニスを扱き上げられて、尿道口を指で抉られれば、おかしくなってしまいそうなくらいもどかしい熱がこみ上げた。
「……かえり…なさ……れい、おねが……とって」
「遥人が出したくないって言うから縛ってあげたのに……我が儘だね」
「ごめん……ごめんらさい」
なりふり構わずに許しを乞うと、胸の尖りに取り付けられたローターがまず外される。
「いいよ。可愛いから許してあげる」
「あ、やぁ……ッ!!」
優しい言葉を投げかけながらも彼の行動は残酷で……ぼってりと腫れ、敏感になった先端を軽くつままれただけで、悲鳴に近い声を上げながら遥人は再び空で達した。
「もう止めとけ。依存性は少ないと言ったが、無い訳じゃない。それに、内臓に負担がかかると説明した筈だが」
「だから、テスト期間は我慢しただろ。素直にならない遥人が悪い」
「そういう論理は好きじゃない。お前にだって分かってるはずだ」
「今日呼んだのは説教を聞くためじゃない。それに、忍の正論は聞き飽きた。お前だって人の事言えた義理じゃないだろ?」
「や……も…やら……れい、れい」
堀田と会話を続けながらも、緩く陰嚢を揉んでくるから、尾てい骨からじれったい熱が広まり遥人は泣くじゃくる。
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