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第8話

「?」  津川は私の足をどけ、自ら性器を取り出し一度萎えたそれを軽く扱いた。そして元通り跪いて、私の靴にそれを寄せた。 「俺の踏み潰して良いから、外村さんのモノを口でイかせたいです」 「っ…何を言ってるんだ、お前は!?」  私は身体を反らそうするが、津川は素早く私のモノを手に取り口に含んだ。 「くっ……ぅ」  津川の舌遣いは巧みだった。不覚にも気持ちが良いと感じてしまった。津川は一度口を離し、上目遣いで私を見ながら尋ねる。 「ねぇ外村さん。俺より早くイかせたら解放してやるよ。俺は口で、あんたは足で。悪くないだろ?」  津川はニヤリと笑うと、再び私自身を口に含み愛撫を始めた。 「くっそ……」  私は早く解放されたい一心で、津川のモノを足で踏みつけた。ここに連れ込まれたときは、殺されてもいいと半ば投げやりになっていたが、ここに来て生への執着がわいてきた。  足で愛撫などしたことはないが、津川は私に踏まれているというだけで満足しているようなので、そのまま続ける。  津川の顔が徐々に赤らみ、彼が興奮しているのだとわかった。 「早くイけっ」  私も限界が近づいていた。早くしないと、津川よりも先に達してしまいそうだ。だが勝負は呆気なく決着がついた。私の靴に津川の精液が飛び散る。  私の勝ちだ。  しかし津川は私のモノを含んだまま、口淫を続ける。

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