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夢の中

チュプ、チュプと吸い付く音が聞こえて、僕はふわふわな意識の中で目を開いた。 雲のような白いものに囲まれ、眼下には茶色のふわふわパーマが見える。 顎を下げるとなぜか裸になっていて、同じように裸の茶髪の誰かが左乳首を吸い、右乳首は手で摘んでいる。 「イ、や……だ」 オリベじゃないってわかったから、湧き上がる快感に抵抗して身体を揺する。 「本当に嫌だと思ってる?」 低くて甘い声の彼は鼻筋が通った綺麗な顔をしていて、今度は長い舌でチロチロと赤い粒を転がす。 「んっ、んっ」 「抵抗してもムダだよ、この世界はぼくのものだから」 彼がコンコンと下半身をすり寄せると、ビクビクンと電流が走った。 「んあっ……あ、アッ、アアッ!」 熱い息と共に大きく喘いだ僕に、ふふっと満足そうに笑う彼。 「やっと正直になってくれたね……でも、もっと夢中にさせてあげるよ」 気持ち良さで頭が痺れている僕は薄目で彼が下がっていくのを見て、身体を避けようとした。 でも、呆気なく竿を掴まれ、温かい粘膜に包まれる。 元々淡白だから、男特有の処理はしたことがない。ましてや、フェラなんて。

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