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第14話 おぬしの知らない快楽を我が教えよう!
一瞬、俺はあとずさりしたが、イヌが俺の手を強く握りしめてくれた。俺はうなずくと、イヌの手を離す。一歩、前へ進んだ。
「我が名は、ももたろう! 欲するのは、その玩具のような金棒ではない。鬼よ、おぬしのイチモツをこの肌で食らいたい! この日のために、身体を磨いてきた。この桃尻、きっとおぬしは満足するであろう。さあ、味わうがよい!」
鬼に向かって、俺は突進した。鬼にとって予想外の動きだったのか、あっさりと押し倒すことができた。ドスンっという音が響く。鬼が持っていた金棒が地面に転がる。
俺は、鬼の腰に巻いてある布を取った。……いままで見たことがない大きさだ。大人のふくらはぎくらいの太さだ。普通の状態でこんなに太いのか。
俺は鬼のイチモツをさすった。少しずつ、それは大きくなっていく。
鬼は俺を見上げて、笑った。
「わはははは。つたない擦り方だ」
俺は返事をせずに鬼の上に乗ったまま、手を動かした。
鬼が俺の着物の帯を解いた。
「や、やああ……!」
大きな手で桃尻を撫でられた。
「こんな小さな尻で、わしのものを受け止められるかな?」
「う、うるさい。ももたろうの桃尻を見くびるなよ!」
「……ふむ。確かに締まりはよさそうだな」
「ん、あ、あぁん!」
「ももたろう!」
「大丈夫だよ、イヌ……ん……」
背後でイヌの声がしたが、俺は振り向かなかった。
鬼は、俺の窄まりを太い指でつついている。指で突かれるたびに、桃尻がキュキュッと反応したが俺は歯を食いしばった。
鬼の息が荒くなっている。顔が紅潮している。すっかり、俺の桃尻に夢中になっているみたいだ。
「いまだ、イヌ!!」
「おう! おらあああ、食らえ!!」
「ぐ、ぐふっ」
イヌが鬼のイボつき金棒を、鬼の尻に突っ込んだ。
鬼の手が俺の桃尻から離れる。その隙に、俺は鬼から飛び降りた。イヌの陰に隠れて、着物を整える。
イヌは、鬼の片足を軽々と持ち上げた。右手に持った金棒で鬼のなかを擦る。
「鬼さんよぉ、すまねえな。名乗る前に深掘りしちまったぜ」
「う、うう……」
「我が名はイヌ! この日のために、都で何百という尻を掘ってきた。漢のよいところを暴くなぞ、我にとっては容易なこと! おぬしの知らない快楽を我が教えよう! 掘られることがなかったおぬしが相手なら、この玩具でことが足りる。さあ、味わうがよい!」
「ぐ、んん、あ、あぁ! これはなんだ……あ、あぁ、ん、あ……」
鬼の声が変わっていく。苦しいうめき声から、嬌声に。
「もっと、もっと擦ってくれ……あ、あぁ」
「仰せのままに! おらおらおらおら!」
「あぁん、あ、ああ……」
イヌは攻め続けた。自然と大量のお汁を放った鬼が、よだれをたらして気を失うまで。
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