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4ー2
【漣side】
携帯の着信音が鳴り、僕は電話を出た。相手は龍華 志龍様だった。
内容によれば、深李さんが龍華家に来ているとの事。
家でゴロゴロ過ごすところだったや…。
深李さんに逢える!!!
僕の心は完全に舞い上がっていた。
「鳴呼、今日はハッピーな一日かも…」
ここ最近は忙しかった上に馬鹿な奴等を詰るのでストレス溜まっていたんだよな。
軈て、適当な性発散玩具を見つけて…ガンガン突っ込む所だった。ま、散々鳴かせた後は…完全無視なんだけど。
一夜限りの相手に其処まで優しくする人情は僕、持ち合わせてないし。
「あ、ついでに…鳴澤家の若君の写メでも撮っておいてあげよう…」
天美が気にしていたからな。
把握しやすい様、写メといた方が良いかも。
鳴澤家の若君が、どんな実態の男性か興味あるし。
深李さんがお嫁さんに行きたい程、イケメン?なのか僕が調査したい。
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