【深李side】 熱い。 身体が異様に熱い。 この沸騰する感じ…何だったかな。 とりあえず、海凰は後にして、使用人から始めに沈めるか。俺は沸き上がってくる熱い何かを突っける為、手始めに使用人から片付ける事にした。 頗るぐらい…沈めたいんだ。 『ひぃぃぃ…申し訳ありません、申し訳ありませんんんん～』 『深李様、黒いです。黒過ぎます…』 知るか。 身体が熱いんだから仕方ないんだよ。っていうか…今、何月だったけ？ そんな呑気な事を考えながら、がたがたと震え上がっていた使用人を放置して。 標的である海凰の元へ来た。 一人増えているのは気のせいか？ 「深李様、極悪人面になってますよ。顔面凶器です…っ」 視線合わさずにペラペラ言える事は凄いと思う。思うけど…俺は沸き上がる感情をどうにかしたいんだよ。 だから、海凰…。 一致ょ…土下座しろや!