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せめて 抱きしめて〜起〜 5

一週間ある合宿の、3日目だった。 何だか変な感覚に目を覚ました。 口の中に何かが入っていて、上手く呼吸ができない。 目を開けると目の前に、人がいた。 パジャマなのかTシャツを着た人が。 そして何故か下半身は裸だった。 そして、そこにぶら下がっているはずの性器が、何故かボクの口の中に差し込まれていた。 口の中で、大きく膨らんだものが、出たり入ったりしている。 「んんっ・・・?!んんん〜〜〜〜っ!!」 ボクは四つん這いにさせられていて、お尻の穴に何かが入り込んでいた。 それが奥まで差し込まれて、また抜かれて、また奥まで入って来る。 「お、やっと目ぇ覚ましたぜ」 頭の上で先輩の声がした。 バスケ部の先輩でいつもボクを励(はげ)ましてくれる、優しい先輩だった。 「突っ込まれなきゃ目ぇ覚まさないんだからな〜」 後ろから聞こえるのは、部長の声だった。 シュートが上手くて、一試合フルで参戦できる体力もあって、部員をまとめるのが上手い先輩だった。 尊敬して憧れていた先輩が、何故か、ボクを犯していた。 部長が腰を動かすスピードを上げた。 ぱちゅんぱちゅんと聞いたこともない音が聞こえて来る。 「やっぱいいわ、こいつ。すげぇ締まる」 「後で代われよ。オレだってずっと犯りたかったんだから」 「わかってるよ・・・くうっ・・・!」 奥の奥まで入ってきて、急に動きが止まった。 直後にお腹の中が熱くなる。 射精された・・! それがわかった時、自分が置かれている状況がわかった。 先輩がボクを輪姦(まわ)している。 どうして、何で・・・何で・・・?! ズポンと音を立てて部長のが引き抜かれた。 同時に口からも太いものが出て行く。 やっと、まともに呼吸ができる。

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