6 / 112

せめて 抱きしめて〜起〜 6

「はぁ・・・はぁ・・・せん・・・ぱい・・何で?」 「後輩を可愛がってるだけだぜ」 そういうと先輩は、ボクの腕を引っ張って自分に引き寄せると、ボクを仰向(あおむ)けに押し倒した。 ボクの細い足を抱(かか)え上げて、大きく広げる。 先輩に体を全部見られて、誰にも見せたことのないところまで見られて、 ボクは恥ずかしくて仕方なかった。 「やだ・・・いやだぁっ!!」 「大声出すなって」 「ひああっ!!」 先輩が一気にボクの中に突っ込んで来る。 体の奥深くから、今まで感じたことのない感覚が沸き上がる。 じんわりと、熱い感覚が滲(にじ)んでくる。 「ほら、こっちも頼むぜ」 部長がボクの頭の横にきて、ボクの頭を無理に自分の方に向けさせる。 目の前にさっきまでボクを犯していた部長のものがあった。 「やだっ・・・やああぁっっっ・・・んんっぐう・・」 「騒ぐなって。ちゃんと舐めろよ。これからもっとお前を愉しませてくれるもんだぜ」 「んんんっ・・・あああふ・・・」 部長が口の中に無理やり捩(ね)じ込む。 先輩はボクの足を広げさせたまま、何度も何度も太くて硬いものを、ボクの中に打ち込んでいる。 ぱん、ぱん、バツン、ぐちゃ、ぐちゃ、ばんっばんっばんっ、ぬちゃ・・。 いろんな音がする。 ボクを犯す音がする。 嫌だ、嫌だ!! 何でこんなことに・・・?! 「こいつガチガチに勃たせてるぜ」 「男に犯されて感じてるんだ?淫乱だな」 ボクのお尻を犯している先輩が、不意にボクのそれに触った。 体を強烈な快感が走って、ボクはあっさりとイってしまった。 他人に触られるのなんて初めてで、予想以上に気持ちいい。 「うっ・・・くそ・・!」 激しいピストンが止まって、また中で出される感覚がした。 「触っただけでイきやがって・・・ほんと淫乱だな」 口の中にいきなり射精される。 喉の奥まで精液で満たされて、思わずむせる。 「ちゃんと全部飲めよ。飲んだら口から出してやる」 部長が意地悪く言う。 大人しく従わないと、もっとヒドいことをされそうで、ボクは泣きながら全部飲んだ。 口とお尻から抜かれて、ボクはやっと終わったと思い、全身で呼吸を繰り返した。

ともだちにシェアしよう!