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第一章 狼は愛を知らない 4

「なぁ、チクニーした? 俺お願いしただろ絆創膏とオロナインしとけって」 「するかボケ!!」 「……そうだな。しなくてもお前、感じるもんな」  俺は指でこすこすと彼の乳首を摩った。 「ひぅッ…♡」 「あれ、西園寺く〜ん? 今何て言った? 感じちゃった? ちょっと触っただけなのに?」 「るっせぇ…あッ…♡ひ…ッ♡」  俺は我慢出来ずに指でくにくにと摘んでやった。こんな可愛い声を出すと分かっているのに焦らすなんてやっぱり出来ない。  あまり力を入れずに触れるくらいの強さで摘み、指の腹で優しくこすこすと摩る。これを繰り返せば西園寺は簡単に身体を捩らす。 「ひぃんッ♡……んんぅッ♡♡……テメェ! やめろ! 触んなッ! ……はぅぅッ♡♡」  ちゅぱ…ッ♡ぺろぺろぺろ……♡♡じゅるじゅる…♡♡はむはむ…♡♡ 「……ッ♡やッ♡ひぅぅッ♡やぁッ…ぁぁン♡」 「あー美味しい…♡…西園寺、お前男なのに乳首ぺろぺろされたら女の子みたいに感じちゃうんだぁ〜?」 「うるせぇ! 毎回気持ち悪い舐め方すんなボケ! …あッ♡…はぅんッ…♡」  れろれろと柔らかい舌で可愛いがった後に赤ちゃんみたいにちゅう…ッと吸ってやった。ちゅくちゅく♡とわざとらしい音を立て乳首を咥えて舌で弄り続けると西園寺は「んッ♡」と女よりも喘ぎ声を漏らしていく。 「お前、実は乳首からミルク出せるんじゃねーの。ほら出せよ。やらしいやつ。べろべろ舐めてやるから」  ちゅぱっ♡ちゅぱっ♡じゅるる…♡ 「やめ…ひぅぅッ♡あンッ♡ちゅぱちゅぱすんな…ッ♡や…ぁぁ♡」 「んー…可愛い…何でお前はそんなに可愛い訳。俺のちんぽも勃っちゃった…」  覆い被さった体勢のまま、彼の膨張した陰茎に興奮した自分の陰茎を浴衣越しに擦り付けた。早く彼の中を掻き回したくて思わず腰の動きが卑猥になってしまう。やばい、焦らすどころか今すぐぶち込みたくなってきた。 「山田ッ! 気持ち悪りぃって! やめろ!」 「西園寺ィ…早くお前のぐちゅぐちゅのケツまんこの中にちんぽ挿れたい…やばい…腰止まんねー…なぁ、お前も挿れて欲しいだろ? お前もこんなにちんぽおっ勃てて…俺のデカイちんぽで奥ずぼずぼされたいんだろ?」 「そ、そんな訳ねぇだろ! お前が写真と動画撮ってなかったら誰がこんな事やるか! ……ンンッ…お前…何して…ひっ♡ひぁ…ッ♡お、お前下着穿いてねぇのかよ!? ンなモン擦り付けんな!」  俺は自分の浴衣を捲って、我慢汁がタラタラ出ている猛々しい陰茎を西園寺の乳首に擦り付けた。  可愛い乳首に自分の欲に塗れた棒が触れてると思うと堪らない。 「お前の所為でちんぽ汁めちゃくちゃ出た…ほらわかる? ぬるぬるしてんの…お前見て興奮しちゃった…俺お前の乳首舐めてこんな風になっちゃうの…あ〜…早く挿れてぇ…さいおんじぃ…♡」 「お前…やめろッ…! ンンッ…♡擦り付けんなッ!」  我慢汁が乳首に付いてねっとりとした糸を引く。そのぬるぬるした感触のまま乳首を弄ってやると西園寺の身体がびくびくと揺れ出した。 「はぁっ…はぁっ…西園寺の乳首ビンビン…やらしい…あ〜…もう我慢出来ねぇ…舐めて…俺のちんぽ…」  手を縛られて身動きがあまり取れない彼の口の中に無理矢理陰茎を入れると、西園寺の口の温かさが伝わり、孔の中とはまた違う快感が俺を襲う。 「ん…んぅ…んんーッ♡ん…んんッ…♡」 「気持ちいい…西園寺、俺のちんぽ美味しいか? ほら…ちゃんと味わえ…乳首弄ってやるから」  陰茎をずぼずぼと動かしながら片手で乳首をこりこりと摩ってやると、彼の口から涎が伝い始めた。やらしいやらしい西園寺。早くお前の孔の中でこの肉棒を掻き回したい。 「んん〜〜ッッ…♡んんーッ♡♡」  手を縛られ、乱れた浴衣とビンビンの乳首と盛り立った股間、そして綺麗な西園寺の顔。視覚からの刺激が凄い。気づけば腰の動きが止まらず俺の興奮が高まっていく。 彼が苦しそうになる度に動く舌が、俺の陰茎にやらしく絡んでくると思わず自分の身体がビクついた。  女にフェラされても全然イケなかったのに、無意識で動くこいつの舌だけで自分の精液が泉の様に湧き上がってくるのを感じる。 「あ…やばい…出るッ…あ〜……」  どぴゅっどぴゅっと西園寺の整った顔に白い飛沫をぶち撒けると、また征服欲が満たされる。  唇から涎を零し、涙を滲ませ、俺の射液がついたお前の顔。これはまるで刻印。お前が俺の物である証。  ああ、その恥辱で歪んだ顔にも最高に興奮してしまう。

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