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第一章 狼は愛を知らない 7

「はぁっ…はぁっ…なんで…なんで俺みたいなのが良いんだよ……俺、男なんだぞ…恋人なんかなれるかよ…お前だって女のまんこが良いんだろうが…」 「何でって、好きだからに決まってんだろ。お前可愛いし、セックス気持ち良いし最高じゃん。男のお前が女みたいにトロトロになんのが好き。お前はやっぱり俺の事好きになれねーの?」 「わかんねー…好きとか言われんの初めてだからよ…」 「最初に無理矢理した時、すげーイったじゃん。〝もっと犯して〟って。俺の事嫌じゃなかったって事だろ?」 「わかんねーって…でもお前に無理矢理されたら興奮した…お前のちんぽは好き…」 「ちんぽだけかよ…まぁいいやセックスだけ好きでも。そのうち俺の事も好きにさせてやるから。でも他の奴とセックスしたら殺す」  彼に覆い被さって、涙目の彼に沢山キスをしてやった。耳や首、乳首や脇も愛撫した後またそうにして、ガッチリと密着して腰を振った。 「あぁぁぁッッ♡♡ゆうやっ♡ゆうやっ♡はーっ♡はーっ♡おれまたおかしくなるぅぅ♡んっ♡んっ♡んっ♡んんぅぅぅ♡んんっっ♡」 「あ〜…すっげー孔の中きゅんきゅんしてる……好き…莉玖…ダメだ俺…もう俺お前の事離してやれないかも…」 「あ、あ、あ♡はぁっ♡はぁっ♡はぁっ♡きもちいいぃぃ♡♡ゆうやぁぁ♡」 「お前にいっぱい俺のおちんぽみるく出してやる…後ろ向け…」  うつ伏せにした莉玖の髪の毛を掴んで腰を激しく打ち付ける。莉玖は荒々しいのが好きらしい。きっと自分が強い雄に屈服される事にゾクゾクするのだろう。 「あ〜〜ッッ♡♡ひぅぅぅっ♡♡イクッ♡♡ぁっ、ああぁあぁッッッ♡♡」 「ほら出すぞッ…お前の好きなみるく」 「はひぃぃっ♡♡だしてっっ♡♡ゆうやのおちんぽみるくだしてっっ♡♡」 「あ〜…ッ…はぁ〜〜ッ……気持ち良い…莉玖出てるぞ…お前のケツまんこに沢山…」 「はぅぅ……♡♡」  ドクドクと脈打って注ぐ俺からお前への愛情の証。男同士だって関係ない。お前が俺を好きになるまで何度だってこの証を注ぎ込む。お前の中が俺の証で満たされれば、俺の愛をわかってくれるだろう。  疲れ果てて汗塗れで布団に倒れ込み、ぐったりとした莉玖を抱き寄せて「気持ち良かった?」と訊くと「うるせぇ…」と返された。  やれやれ。まだまだこいつには俺への愛は足りてない様だ。  ツンツンのお前をトロトロに出来るのはきっと俺だけ。ああ、暴れる狼のお前をいつか俺に身も心も手懐けたい。こんな風に俺を虜にさせるのも、きっとお前だけなのだから。

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