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第22話
後ろから純に抱きしめられたうえに胸を嬲られた雪人は、目を見開き口を半開らきにしてパニックを起こしていた。
決して強くはないチカラなのに雪人の尖った先端を弄る純の指先から雪人は目が離せない。
到底受け入れられない事実を目前にしている。
でも、身体は違った。
雪人の身体はこれから起こりうる事を願い、予想し、すでに身悶え始めていた。
純は湯船の手摺に体を預け、雪人を抱えながらその身体を隅々まで弄ぶ。
「ぁ…はぁ…ン…やぁ…」
胸も脇腹も尻も…腹ですら純が触れるとわななき、雪人の口から嬌声が溢れた。
「雪人はどこを触って欲しい?」
どこを触られても気持ちいい…でも、昂りを触って欲しいと言うのは躊躇われる…。
すでに雪人のモノは天を目指し、ポロポロと涙を流し始めていた。
「…言って…雪人」
耳元で、甘く純に囁かれ雪人はもう我慢ができなかった。
「ここ…純の手で…触って…」
雪人は純の右手をそこに誘った。
「素直ないい子」
「んっ…ぁ…」
純は雪人の中心に触れた。
だがその手はさらに下に移動し雪人にぶら下がる袋を右手で優しく揉み解した。
ゆっくりと優しく。
それから棹を辿り括れを引っ掻いた。
「あっ…ン…」
純が焦れったく触るせいで雪人は待ちきれなくなり自分の手を伸ばすが、
「待ってて。触りたいなら自分で胸を弄ってて」
と純に言われ雪人は渋々己の乳首を自分で摘んだ。
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