「気に入った？凄く気持ちよさそう」 純が雪人の中心を弄ぶ。 「ほら、聞こえる？先っぽからどんどん溢れてくる」 純の吐息が耳に掛かり、雪人の肌は一段と濃いピンクに染まる。 純はわざわざ大きな音が出るように擦った。 ぐちゅぐちゅと音をさせるのは雪人の羞恥を煽るため。 恥ずかしい事は気持ちいいのだと雪人に教えているのだ。 「ッあ…あン…」 …気持ちいい…もうイける… 「あっ…もぅ…ン…や…やだぁ」 期待していた雪人は戸惑った。 よりによって根元を握られてしまったのだ。 敏感なそこをこのタイミングで握られれば痛くて苦しい。 「離し…て…んんッ！」 握ったままなのに純の親指がするっと雪人の昂りの解放口を刺激した。 「じゅ…ン……」 …イかせて欲しい… 首を捩って雪人は純の顔を見た。 生まれてからずっと一緒に居たはずなのに…雪人の知らない純の顔がそこにあった。 …僕は純の何を見てきたのだろう… 穏やかで優しい純はそこにいなかった。 雪人に欲情し雄の顔をしている… 呼吸は荒く、きっと自分の欲を押し殺しているのだろう。 「やぁ、あんッ」 純の片手はそのままに、もう片方の手が雪人の秘部に触れ、くるくると撫でた。